今日、ある病院から「色彩設計（カラーコーディネート）」の問い合わせがありました。
そうなんです！！病院こそ、「色使い」は大事☆
健康な人でも、色の影響って知らず知らずのうちに受けているのに、病気の人はなおさらです。
間違った色使いをしていると、病気を悪化させる可能性もあるのです。
私も外科通いをしてましたが、あの灰色の壁をみるたびに、内科的な病気になりそうな気がしました・・・
これからの病院は、もっと専門家を雇って、考えていくべきですよ～
以前、老人ホームをプロデュースしている方とお会いした時に、
「今度ホームの色全体を変えたいと思うけど、何色がいい？」と言われました。
簡単にアドバイスはしましたが、「もっと具体的に教えてよ～」と言われたんで、「そうなると、いろいろなことが絡んでくるので、仕事としてお受けする形になりますが・・・」
と言うと、「え～そんなんで金取るの？けち！！」と・・・
「なんなのこの人・・」と感じでしたが（笑）
まあこんなのしょっちゅうなので、色が人に与える影響の重大さをわかってる人としか、仕事しないのでいいのですが・・・
でも、その老人ホーム、驚いたことに、お風呂の壁を真っ黒に塗る予定だったとか(=_=;)
そんなことしたら、ホームの入居者が、脳卒中や脳梗塞、痴呆症など悪化してしまう可能性があるので、急きょそれはやめさせました。
しかも、的確な色までアドバイスしちゃって、結局ただ働き！？
まあ、入居者のかたを救えただけいいか～(^O^;
黒が何故だめかと言うと・・・
黒は暗黒・暗闇など、人に絶望感を与えるからです。
健康な人ならいいのですが、具合が悪い人や、お年よりで特にそういう病気をかかえている・もしくは可能性の方には、ネガティブに働きます。
死の恐怖を与える可能性もあるのです！
ね～！！
だから色は何気なく使えばいいという問題じゃないんですよ。
そうかといって、ここだからこの色しかダメ！という使い方でもない・・・
と言うのも、そこの会社・お店・施設のポリシーや方針と言うものもあるからです。
それを考慮しながら、上手く色をつかってあげる、これがカラーコンサルタントのお仕事です♪
ただ、こんな風にまだお金が発生しにくいのが現実です。
最近、ありがたいことに私のかばん持ちをしたい・弟子になりたいと問い合わせてくださる方が、たくさんいます。
今日も朝から、ＴＥＬ三昧・・・
しかも「大学（もしくは高校）卒業後どうやったらなれるか？」、「色彩検定の１級は取ったけどどうすればいいか？」、「スクールに通ったけど全然役に立たないからどうすればいいか？」などいろいろ・・・
私みたいに、現場で働いている人間はまだ少ないからね～
やっぱ華やかできれいな仕事に見られるんでしょうね。
でも、工事現場に立ち会う時は、作業服にヘルメットですよ～
汗やほこりで肌もボロボロになる時もあるし・・・
今までは自分がどんどん出て行くことばかりを考えていましたが、誰かに言われたように、そのうち人も育てていかなくちゃいけないでしょう。
そのためには、もっともっといろんな分野で仕事を広げていって、実績を作って、それを人に伝えられるような人間にならなくちゃね☆
そのうち本当の「カラーコンサルタントプロ養成スクール」を作って、多くの人に学んで欲しいなぁ～
即戦力が身につくように指導して、すぐどこでも派遣できるレベルまで持っていけるくらいにね～☆
カラーを教えるだけのスクールなら、今でもすぐ開けるけど、そういうありきたりじゃなく、本当に仕事として使える人を養成できたらいいでしょうね！！
まあまず自分が、もっと成長しなければダメだけど(^-^)
2011年7月、カラーコンサルタントRosa 公式サイト
オープンしました。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。